首都圏反原発連合:ステートメント 【2016年新潟県柏崎市長選挙の結果について】

Posted on by on 12月 3rd, 2016 | コメントは受け付けていません。

首都圏反原発連合:ステートメント
【2016年新潟県柏崎市長選挙の結果について】

 
 首都圏反原発連合は、2016年11月13日に告示された東京電力柏崎刈羽原発が立地する新潟県柏崎市の市長選挙において、「全ての基礎となる政策」として「市民の命と生活を脅かす原発の再稼働は認めません」と掲げる、竹内えいこ候補を応援しました。残念ながら竹内候補は当選を果たせませんでしたが、出馬したことは有意義であったと言えます。選挙対策本部の皆様、現地で応援された皆様に感謝の意を表します。
 
 11月20日の開票結果は、桜井まさひろ氏が30220票、竹内えいこ氏が16459票とダブルスコアでの敗戦でしたが、原発現地自治体で「再稼働反対」を声高に打ち出し、投票者の3分の1の票を得たことは画期的ではないでしょうか。また、出口調査では「再稼働反対」が約6割、「再稼働賛成」が約3割であることが判明。4年前の柏崎市長選での出口調査で「再稼働賛成」が5割超えだったことを考えると、柏崎市の有権者の再稼働に対する意識が大きく変わってきたことが伺えます。
 
 それにもかかわらず、なぜ再稼働についての意識が竹内候補の得票に繋がらなかったのか。ひとつに、桜井選対は早期の再稼働を求める請願を行っている柏崎商工会議所が中心になり、同会議所の会頭が選対本部長で超推進派であるにもかかわらず、桜井候補は「超原発」という言葉を使い原発問題を上手にごまかしたこと。他方で、一部の選挙活動家が「再稼働慎重はどちらの候補者も同じだから、市民は他で判断しよう」「再稼働慎重はどちらの候補者も同じだから、市外の人は静観しよう」などと吹聴し、影響を受けた人がいたこと。これらの相乗効果がなければ、竹内候補の得票数はもっと上がったものと考えます。
 
 重ねますが、この度の柏崎市長選は脱原発候補が敗れたとは言え、有意義であったことは明らかです。先の新潟県知事選挙においても、再稼働慎重派、実質的には脱原発派の米山隆一知事が推進派を押さえ当選、鹿児島県知事選挙でも三反園訓知事が推進派の前職を押さえ当選。2016年参院選神奈川選挙区においては、脱原発を大きく掲げた真山勇一議員が推進派候補を押さえ当選。選挙において「原発のことを言うと得票できない」というタブーのある時代は、終わりを告げつつあると言えます。
 
2016年12月3日
 
首都圏反原発連合 – Metropolitan Coalition Against Nukes –
 
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【2016年新潟県知事選挙・米山隆一新新潟県知事誕生について】
http://coalitionagainstnukes.jp/?p=8930
 
 
 

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