首都圏反原発連合:ステートメント【2016年新潟県知事選挙について】

Posted on by on 9月 30th, 2016 | 首都圏反原発連合:ステートメント【2016年新潟県知事選挙について】 はコメントを受け付けていません

首都圏反原発連合:ステートメント【2016年新潟県知事選挙について】

 首都圏反原発連合は、2016年9月29日に告示された新潟県知事選挙において、脱原発政策を大きく掲げる米山隆一候補を応援します。現職の泉田裕彦知事が立候補を取りやめたことは大きな衝撃ではありますが、泉田路線を継承する米山候補の出馬で希望がみえてきました。

 周知のとおり、新潟県には福島原発事故を起こした東京電力の柏崎刈羽原発があります。経産官僚出身の泉田知事は、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働について「福島第一原発事故の検証が第一歩」と慎重な姿勢を示してきました。また、新潟県の脱原発市民運動も大きくまとまり、共に再稼働させない流れを作ってきました。

 残念ながら、先の参議院選挙一人区や東京都知事選挙と同じく野党四党の統一候補ではありませんが、共産、社民、生活の三政党や市民団体の支援を受け米山氏が出馬することで、原発推進派に支えられた自公推薦の森民夫候補の「無投票当選」を阻止できた事は大きな成果だといえます。

 米山候補を支援しない民進党も一部の労働組合以外は自主投票となっており、先の参院選新潟選挙区で当選した野党統一候補の森ゆうこ参議院議員の選挙対策本部でも尽力された米山候補ですので、地元では民進党関係者の支持も厚いと聞きます。

 また、参院選神奈川選挙区で脱原発を大きく掲げ、組織票も持たず当初は当選圏外と予測された、民進党の真山勇一参議院議員が組織票を持つ候補を下し当選したことは記憶に新しく、新潟県でもこれを再現する可能性は大いにありえます。

 原発立地県に脱原発派の知事がいることは大変重要なことです。新潟県知事選挙は新潟県だけの問題に留まらず、圧倒的多数である全国の脱原発を望む人々にとっても重要な局面なのです。県外の人には投票権はありませんが、インターネットや口コミを通じ、脱原発派候補を応援し、選挙を盛り上げることはできます。

 今年7月には九州電力川内原発のある鹿児島県で、川内原発の稼働停止を求める脱原発派の三反園訓新県知事が誕生しました。鹿児島に続き、新潟県に脱原発派の新知事を誕生させるよう、米山隆一候補を応援しましょう!

 

2016年9月30日 首都圏反原発連合 – Metropolitan Coalition Against Nukes –
 
 
<備考>
 
8月26日に「原発からいのちとふるさとを守る新潟県民の会」から、新潟県知事選挙立候補(予定)者に「原子力発電所問題にかかる公開質問状」を提出しました。
各候補者の回答をご覧ください。
 
【原子力発電所問題にかかる公開質問状】→ こちらをクリック
 
●米山隆一候補の回答→ こちらをクリック
●森民夫候補の回答→ こちらをクリック

*4名の全ての候補者の回答がこちらに掲載されています(「さようなら原発in新潟」webサイトより)→http://sayounaragenpatsu.blogspot.jp/
 
参考ページ→ 首都圏反原発連合:ステートメント【民進党の脱原発政策について】 http://coalitionagainstnukes.jp/?p=8213
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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