★高浜原発再稼働やめろ!キャンペーン

Posted on by on 2月 23rd, 2015 | ★高浜原発再稼働やめろ!キャンペーン はコメントを受け付けていません

☆2016年3月9日滋賀県の大津地裁(山本善彦裁判長)は高浜原発(3・4号機)の運転差し止めを決定し、関西電力は運転中であった3号機を停止しました。トラブルで停止中であった4号機と合わせ高浜原発は全て運転停止となりました。新規制基準に適合し、すでに再稼働している原発の初の停止です。
2015年4月14日福井地裁(樋口英明裁判長)の運転差し止め仮処分決定に続き、新規制基準だけでは不合理と認めた2例目の決定です。また、隣接する滋賀県(原発から70km圏内)の住民の申し立てを認めたことにも意味があります。さらに、国には具体的な避難計画策定の義務があるとして政府に注文をつけました。司法が認めたように、福島原発事故の原因究明もなされないまま再稼働をしてはならないのです。そもそも、高浜原発の基準地震動700ガル、津波高さ6.7mという算定方法(福島第一原発事故では基準地震動675ガル、津波最大15.5m)や、原発から5km圏内の被ばく量は1mSv以下にすぎないと関電が過小評価していることからも、再稼働は到底認められません。ましてや老朽化した1・2号機を動かすなどもってのほかです。想定外の地震が頻発する状況下では全ての原発は停止すべきです。(2016年6月)
 
ーーーーーーーーーー
 
☆2014年12月17日、原子力規制委員会は関西電力高浜原発3,4号機の審査書案を了承、パブリックコメントによる意見聴取後の今年2月12日、定例会合で正式に決定され夏以降の再稼働がなされようとしています。
 
☆安倍首相が「安全が確認された原発については再稼働をする」と言い放った一方、規制委の田中俊一委員長は「リスクがゼロになったと確認したわけではない」、関西電力に対しては「審査が通ったからOKではなく、スタートだと思ってほしい」、またMOX燃料の利用に関しても、「ある程度経験を積んでいるので安全上問題はない」と他人事のように語り、福島第一原発の事故から得た教訓が全く生かされておらず、その「安全」についてどの立場も責任を取る意思がないことが明らかになっています。
 
☆2014年4月私たちは「川内原発再稼働やめろ!キャンペーン」
http://coalitionagainstnukes.jp/?p=4250
を立ち上げ、地元、全国のさまざまな再稼働反対の運動と連動した結果、現在まで川内原発の再稼働はなされず、国内の原発稼働ゼロという状態は依然として維持されています。
 
☆私たちは高浜原発の再稼働を阻止すべく、「高浜原発再稼働やめろ!キャンペーン」を立ち上げます。このキャンペーンではまず、No Nukes Magazine別冊として作成した「高浜原発再稼働ほんとうにいいの?」というリーフレットを配布します。
ぜひ日本全国津々浦々に配って、「川内原発再稼働やめろ!」に続き「高浜原発再稼働やめろ!」の声をとどろかせましょう!(2015年2月)
 
 
*画像をクリックするとPDFがダウンロードできます。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

カンパのお願い

「高浜原発再稼働ほんとうにいいの?」リーフレット配布へのカンパご協力をお願いします。印刷や発送にかかる費用に使わせていただきます。
※通信欄に「高浜原発リーフレットカンパ」とご記入ください。ゆうちょ銀行(郵便局)からの場合
[口座名称]首都圏反原発連合 [記号番号]00170-1-291074

他銀行からの場合
[銀行名]ゆうちょ銀行[口座名称]首都圏反原発連合 [店名] 〇一九(019)店 [預金種目]当座 [記号番号]0291074
 
 
 
 
 
 
 
 
 

« ★0225☆台湾交流報告会
★2015年 0308反原発☆統一行動 台湾からの連帯メッセージ »