NO NUKES PRESS web Vol.016(2019/04/25)

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NO NUKES PRESS web Vol.016(2019/04/25)
 
Report:0310原発ゼロ★国会前大集会 -福島・希望と共に- 政治家・スピーチ集    
夏の参院選へGO!市民と野党の共闘で原発ゼロの実現を!

 
東日本大震災と3.11福島原発事故から8年。首都圏反原発連合は3月10日に【0310 原発ゼロ☆国会前大集会 -福島・希望と共に-】を開催しました (http://coalitionagainstnukes.jp/?p=12120)。脱原発を目指す各野党の代表者と、原発事故当時の首相である菅直人衆議院議員、超党派『原発ゼロの会』事務局長の阿部知子衆議院議員のスピーチをご紹介します。
(敬称略/ 集会でスピーチした順番にご紹介いたします)
 


【NO NUKES PRESS web Vol.016(2019/04/25)】Report:0310原発ゼロ★国会前大集会 -福島・希望と共に- 政治家・スピーチ集 夏の参院選へGO!市民と野党の共闘で原発ゼロの実現を! pic.twitter.com/Cw1r92Qe34 http://coalitionagainstnukes.jp/?p=12483

 
 

◆菅直人(元内閣総理大臣/衆議院議員)
 
東日本大震災と福島原発事故から8年が経過いたしました。この間、安倍政権の原発推進を阻止している最大の力は、まさに反原連(首都圏反原発連合)の皆さんの活動の継続であると、私は心からそのように思っております。
 
私は、8年前の2011年3月10日の段階では原発は多少危ないと知っていましたが、日本の技術をもってすれば、スリーマイルやチェルノブイリのような事故は起こさないだろうと考えていました。当時、総理という立場でトルコやベトナムに行ったときに、「中国やロシアから原発を買うぐらいなら、ぜひ日本の原発を買ってくれ」と、いまの安倍さんと同じようにトップセールスをやっていた張本人であります。しかし、2011年3月11日にあの事故が起きて、その後の展開の中で、福島第一原発から250km圏のこの東京も含む地域から、5000万もの人が30~50年にわたって避難をしなければならないような、本当に瀬戸際だったということを、まさに体全体で知ることになりました。
 
それ以来、私はそれまでの考え方を180度変えました。戦争にも匹敵する、場合によっては戦争以上の大きな被害を出す、そういうリスクをもつ原発は日本にも世界にもいらない。そして、原発がなくても再生可能エネルギーを使えばCO2も出さずに、必要なエネルギーは十分にまかなえます。太陽が地球上に降り注ぐエネルギーは、海の水を蒸発させたり木を繁茂させたりしていますが、ある物理学者は、地球に降り注ぐ太陽のエネルギーの総量は人類が使っているエネルギーの総量の、なんと1万倍もあるというんです。太陽のエネルギーの総量の1万分の1をキチンと使うようにすれば、原発も化石燃料も使わずに必要なエネルギーをまかなえるわけです。まさに、あの3.11原発事故を経験した私たち日本こそが、その道の先頭に立ち、進むべきではないですか。
 
そして、皆様方の運動を中心に多くの人たちががんばったおかげもあり、私は、原発産業はいまギリギリのときを迎えていると思っています。原発はまず採算に合わない。お金をもうけようと思って原発をやっても、原発では絶対にお金はもうからない。イギリスのホライズン・ニュークリア・パワーが日立と進めていた、ウェールズのウィルヴァ原発計画が凍結されましたが、私も4年前に視察に行ってきました。ウィルヴァ原発がつくれなくなった最大の理由は、福島原発事故によって、建設コストが以前に比べて少なくとも3倍になったからなんですよ。先ほど古賀茂明さんがスピーチされていましたが、採算を合わせようとしても、再生可能エネルギーよりも高くなることは明らかじゃないですか。資本主義が良いか悪いかは別として、採算が合わないものはつくれない資本主義国では、原発産業は成り立たなくなったんです。 
 
自民党の中でもそのことをわかる人は当然わかっている。経産省の中でもわかっている人たちはたくさんいます。しかし、なぜやめようとしないのか。それは、目先の利益のためなんですよ。とりあえず原発の再稼働をすれば、例えば東電の柏崎刈羽原発を再稼働すれば、年間数千億円がもうかる。しかし、これもうそなんですよ。つまり、なぜもうかるかといえば、使用済み核燃料の処理費をぜんぶ国がもってくれると計算するから成り立つので、そうでない限りは成り立たないんです。
 
どうか、これからの1年を、明日からの1年を、日本から原発をなくす記念的な1年にするために、皆さん方の運動を先頭にして、私も一緒になってがんばりぬきたいと思います。そのことを申し上げて、連帯のあいさつに代えさせていただきます。お互いにがんばりましょう、ありがとうございました。
 
 

◆阿部知子(超党派議員連盟・原発ゼロの会事務局長/衆議院議員)
 
皆さん、こんにちは。超党派の議員でつくる『原発ゼロの会』の事務局長の阿部知子です。首都圏反原発連合の皆さんは、抗議を続けて、続けて、7年。雨が降ろうと風が吹こうと雪が降ろうと槍が降ろうと、原発をなくすために、それぞれの思いを重ねて今日まで続けてくださいました。そして、『原発ゼロの会』の活動もちょうど7年になります。皆さんが毎週金曜日の夜にここで集まってくださるように、私たち『原発ゼロの会』は、毎週木曜日の朝7時から、眠いけどがんばって国会にきて集まっています。8時からは各政党の会議がはじまるので、みんなで集まろうと思ったら7時からやるしかないんです。しかし国会が休会中はやらないので、皆さんの方が2倍くらいえらいと思います。
 
いま国会は、相撲の場所よりやらないですよね。その理由は国会を開くと、「モリカケだ、どうするんだ」などと言われてしまうからです。さっきからいろいろな方が「安倍が」とか「アベ政治が」とスピーチされていますが、イヤなのよね、私の名前を出さないでと(笑)。私はいい方の阿部ですから(笑)。悪い方の安倍さんは国会をやりたくないから、国会を開かない。だから残念ながら『原発ゼロの会』は、朝の世話人会を201回しかやっていませんが、皆さんは300回以上やっていてすごいと思います。それでも、私たち『原発ゼロの会』も、それこそいまは「変わったろう、変わったろう、河野太郎」と言われてしまう河野太郎さんを共同代表の1人に、そして立憲民主党の近藤昭一をいま1人の共同代表にして、本当に文字通りに超党派でやってきました。
 
私たちは、いまの安倍政権に代わる次の政権を絶対に原発ゼロ政権にしなければ、この国の未来も子供たちのための本当のこの国の平和も、生存を保障する社会もできないと思っています。ただ安倍政権にどいてというだけではなく、本当に原発ゼロにするためには、次に向けて何をしておかなければならないかを考えています。敵は官僚の大きな大きな軍団で私たちは100名そこそこですが、毎週、毎週、知恵を集めて、一歩一歩確実に歩んできました。政権がいますぐに変わっても大丈夫、私たちは原発ゼロを実現できる。その自信と確信を重ねてここまで歩んできました。
 
皆さん、先の大戦をよく思い出してみてください。軍部の独裁と不正統計と、外交的な孤立の中で、日本はアメリカとの無謀な戦争に突入していきましたが、実は石油は半年分しかなかった。勝つ、勝つと言われた戦争は、開戦半年後のミッドウェー海戦からは負け続けましたが、誰も戦争を終わりにできなかった。終われなかった4年の間に、国民が犠牲になった。利権にまみれ、権力欲にまみれ、そして、国民をだまして始めた戦争を誰も終わらせることができなかった。あの終われなかった戦争と同じような中に、いま私たちは立たされています。
 
私たちは小なりといえども、原発ゼロはできるんだ、やれるんだ、原発を終わらせるんだ、と確信しています。しかし、私たちは決して小ではありません。たとえば、自民党の皆さんの中にも、原発を止めようという流れがどんどん大きくなっています。その一番肝の部分をこれからも、自民党議員も所属している、超党派の『原発ゼロの会』は担っていきます。そして、さきほど反原連から2020年末までしか資金が続かないと報告がありましたが、それまでには絶対に原発ゼロを実現して、皆さんと一緒に活動をやめたいと思います。このお約束を、『原発ゼロの会』事務局長の阿部知子からの、限りない連帯のごあいさつといたします。ありがとうございます。
 
 
【各政党からのアピール】
 
 

◆日本共産党:吉良よし子(参議院議員)
 
福島原発事故から8年、この場所を絶やすことなく、抗議を続けて7年。「原発ゼロ、原発いらない」とずっと声を上げ続けて、あらゆる場所であらゆる形で行動を続けている皆さんの活動に、心からの連帯と敬意のごあいさつを申し上げます。
 
この間にさまざまなできごとがありましたが、九州電力は2月にまた、10回目の太陽光発電などの出力抑制をやりました。需給バランスの調整だと言っているけれども、結局は玄海原発、川内原発を維持するために太陽光発電を犠牲にしているだけです。こんなことは許せない。とめるべきなのは太陽光ではなくて、原発の方ではありませんか。原発に固執する九州電力に強く抗議をいたします。
 
なによりも、東日本震災と原発事故から8年、いまだに事故は収束していません。福島第一原発の現場では、事故収束に向けた作業は続いているけれど、汚染水は増え続け、デブリ取り出しの見通しもまだまだ不透明で、放射能の閉じ込め、事故収束にはほど遠い現状です。また、避難を余儀なくされた皆さんの避難生活も長引き、ふるさとの地域社会の崩壊も深刻です。避難指示解除が行われても、生活基盤が成り立たないもとで、帰りたくても帰れない。帰っても昔と同じ生活には戻れない。そういった状況が続いています。汚染が厳しい地域ではいまだに、避難解除の目途だって立っていないわけです。こんな危険な原発はもういらないんです。
 
被害者を切り捨てて、賠償を打ち切って、避難住宅からの追い出しまでやりながら、再稼働を進めている安倍政権。許すわけにはまいりません。ただ、そういう中でも、原発ゼロへ向けた大きなうねりが起きていることは確かです。福島県に対し東電は、福島第二原発を廃炉にすると約束しました。これは、福島県議会、そしてすべての市町村議会がそういう決議を上げた、オール福島の皆さんが声を上げた結果ではないでしょうか。新潟では、県知事が変わってもなお、福島の事故検証が終わらない限り再稼働の議論はさせないという方針が維持されています。東海第二原発については、立地県の中の44議会のうち32議会で、再稼働反対の意見書が上がっています。原子力規制委員会が新規制基準に適合しているというお墨付きを与えてもなお、住民の世論が再稼働を阻止しているのは明かです。
 
そして、原発輸出はもう成り立たない。破綻している、追い詰められているじゃないですか。それでもあきらめない安倍政権。経団連会長が執拗に、再稼働をどんどん進めるなどと焦りながら発言を繰り返して、再稼働や新増設に邁進しているけれど、そうは問屋がおろさない。原発に固執している安倍政権を一刻も早く終わらせましょう。今年は選挙の年です。統一地方選挙でも、参議院選挙でも原発ゼロを大きな争点にして、原発ゼロの政治を実現しようじゃないですか。
 
国会に『原発ゼロ基本法案』が提出されて1年になります。この法案を必ず審議して成立させる。原発のない未来を、子供たちに手渡していく。そのために私たち日本共産党も皆さんと手をつないでがんばり抜く。その決意を申し上げまして、この場でのごあいさつといたします。ともに、最後の最後までがんばりましょう。ありがとうございました。
 
 

◆立憲民主党:大河原雅子(衆議院議員)
 
首都圏反原発連合の皆さん、集会にお集まりの皆さん、こんにちは。立憲民主党の衆議院議員、大河原雅子です。8年は本当に長い時間です。皆さんが毎週金曜日にここから全国に向けて、世界に向けて、そして官邸に向けて、雨の日も風の日も発信をしてこられたことに、心からの敬意を表します。
 
私もこの8年間、本当にいろいろなことがありました。私は参議院議員のときに、あの3.11を迎え、なんとしてもこの国に原発ゼロを実現したい、原発をなくしたい、その思いで活動をしてきましたが、一昨年、立憲民主党ができるまでは、一市民として皆さんと一緒に街頭のデモをしたり、電力会社を変えたり、市民の発電所をつくる活動に寄付や出資をしたり、自分にできることは何かと考えて、活動をしてきました。いま、国会に戻していただいて、立憲民主党内で、ジェンダー平等推進本部で活動しています。
 
立憲民主党では、男女平等社会をつくるために、今年の統一地方選挙や参議院選挙に女性の候補者を多く擁立する活動を進めております。男女比が半々であることを「パリテ」というのですが、今日この集会を見渡したところ、参加者の皆さんは男女半々ですばらしいなと思います。世の中が男女半々なのに、国会の中は本当に女性議員が少ないんです。世の中を変えていくときに大事な比率があります。ある集団の中で思いをもった人が30%以上いると大きな変化をもたらします。国会の中に30%以上を女性が占めれば、女性が課題としてきたことが変わります。脱原発も同じです。
 
原発をなくしたいと思う人たちが、国会の中には実はたくさんいるはずなんです。でも、安倍政権は原発推進にまっしぐらで、自民党の中から脱原発、原発ゼロという声はなかなか聞こえてきませんし、自民党の女性議員にもそんなことをいう人はなかなかいません。立憲民主党は党がつくられたときに、ジェンダー平等と原発ゼロを党の綱領に入れました。ですから、いま各地で擁立されている候補者も、これらの点にしっかりとした視点をもち、そのことに向けて活動をする議員になる人たちなんです。昨年行われた茨城の県議会議員選挙では、立憲民主党は2人の候補者を擁立し1人は当選しましたが、もう1人は当選には71票足りなくて、残念ながら県議は1人にとどまりました。
 
今日から台東区では区議会議員選挙がはじまります。各地で、皆さんのお住まいのところで、もうすぐ選挙が始まるんです。そのときに、「原発ゼロをどう思うんですか」と一人ひとりの候補者に問うていただきたいんです。うっかり自民党に入れてしまう、そういう有権者もいますが、その候補者が安倍政権を支えてしまいます。そういう、地域の政治を変えなければ原発ゼロは実現しません。昨年の3月9日に私たち立憲民主党と野党の会派で国会に提出した『原発ゼロ基本法案』がいまだに審議されないんです。そんなことがあってはならない。是非とも皆さんと一緒に、民主主義、立憲主義を立て直し、原発ゼロを必ず実現してまいりましょう。どうもありがとうございました。
 
 

◆自由党:山本太郎(参議院議員)
*2019年3月10日現在の肩書きです 
 
自由党の共同代表の山本太郎です。この先どうなるかはわかりませんが、まだ国民民主党と合流していませんので、いまはまだ自由党の共同代表です。皆さん、「デモで世の中変わりますか?」、そんなことを言われたことはないですか? 「抗議の声をあなたが上げたって、世の中変わるんですか?」と言われたことはないですか? いや、変わるんですよ。先ほど小熊英二先生も言われたとおり、なかなか原発の再稼働が進まないのは、皆さんの声があるからじゃないですか。デモで世の中を変えられるどころか、デモで人生が変わった男がここにいますよ。国会議員にまでなりましたからね。
 
私は、原発は即時撤退以外ないと思っています。もちろん、再稼働はとめなければならない。だけど、稼働していない原発も、ひとたび大きな地震がおきて電源を喪失してしまえば、十二分に過酷事故に陥る可能性があるから、燃料プールから燃料を抜き出さなければならないんです。世界最高水準の原子力規制委員会の最高水準のルールのもとでやっているんだから大丈夫だと、そんなふうな空気をつくられていますが、でも、それを確認できるのはいつなんですか。南海トラフとか首都圏直下型とか、大地震がおきた後じゃないと、安全だったか安全でなかったか、答え合わせできませんよね。だとするなら、そんな大バクチにこの国に生きる人々を引きずり込むわけにはいかない。当たり前じゃないですか。それが政治の責任だろう。原発は即時撤退以外あり得ない。とにかく、原発は一刻も早くとめなければならない、やめなければならない。
 
これを、どうやって国民民主党とすりあわせるんだって話ですよね。国民民主党は「限定的再稼働」と言っているんです。でも、どういう条件なら再稼働ができると言っているのか、中身を見てみてください。まず、「国が避難計画をつくらないといけない」。いま、ほとんど自治体任せの避難計画で、ズタズタで中身はスカスカです。これを、国が責任をもって避難できるような計画をつくれるかといったら、無理ですよね。続いて、「核の最終処分地を決定しなければならない」。これ、決められますか。限定的再稼働容認といいながらも、再稼働ができないようになっているんですね。ややこしいですよね。とっとと原発ゼロと言っちまえよという話だと思いませんか。
 
それを言わせられるのは誰なのか。もちろん、この国の最大の権力者であるこの国に生きる皆さん、有権者一人ひとりであることは間違いがないことです。でも、この永田町の中でもそれはできることなんです。野党第一党が、国民民主党、自由党、その他希望する党を飲み込んだ上で、政策をまとめてくれたらいいんです。夏の参院選で、結集して闘うしかないと思うんですけど、皆さんいかがお考えですか。32ある参議院1人区では1人しか勝てないので、野党はしっかりと候補者の調整をするという話になっている。でも、それだけで参議院でねじれをつくれますかね。私は難しいのではないかと思っています。
 
そればかりでなく、衆議院選挙をダブルにされた場合には、1人しか勝てない衆議院1人区が全国で289もあるんですよ。そのときに、どうやって調整しますか。各党がぞれぞれの選挙区のひとつの議席を巡って、全国289の選挙区に候補者を立てることになったら、野党同士が票を食い合い、安倍総理4期目もありえるんじゃないですか。原発をとめるためにもこれを止めて、そして消費税増税凍結どころか減税にするためにも、野党は力を合わせるしかないんだ。皆さんのお力を貸していただきたいんです。力を合わせましょう。原発は即時撤退以外ない。よろしくお願いします、ありがとうございました。
 
 
◆社民党:又市征治(参議院議員) *メッセージ代読
 
東京電力福島第一原発事故から8年。約5万2000人もの人々が避難生活を余儀なくされ、放射能が拡散し低線量被ばくの恐怖に怯えながら日常生活をおくっています。また、原発事故を要因とする震災関連死等も増え続けています。
避難指示の解除や避難者への住宅無償提供等をとりやめるなど、原発事故が収束しているかのような政府の施策は、断固として撤回させなければなりません。棄民政策をやめさせ、原発避難者の権利を守っていきます。
東京電力福島第一原発事故で溶融した炉心への注水や、地下水流入による汚染水が増えつづけていることなどを考慮すると、原発事故は収束していません。
原発の再稼働に反対するとともに、原発ゼロ基本法の早期実現を目指します。
今年はビキニ事件(1954年)から65年になります。マグロ漁船の第五福竜丸乗組員23人が被ばくしたことから、原水爆禁止運動のきっかけとなりました。
その、核実験場となった島にはいまだに帰島することができません。放射能による被害は、核兵器も原発も全く相違がありません。
いま一度、核の平和利用が夢物語であり、「核と人類は共存できない」ことを確認します。
「核絶対否定」を胸に刻み、「原発なき日本」、「核なき世界」、「戦争なき世界」の実現をめざし、激励と連帯のメッセージといたします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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