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首都圏反原発連合:ステートメント 【『再稼働反対!首相官邸前抗議』(金曜官邸前抗議)7年目へ】
Posted on by 反原連 on 3月 31st, 2018 | 首都圏反原発連合:ステートメント 【『再稼働反対!首相官邸前抗議』(金曜官邸前抗議)7年目へ】 はコメントを受け付けていません
首都圏反原発連合:ステートメント
【『再稼働反対!首相官邸前抗議』(金曜官邸前抗議)7年目へ】
2012年3月29日に開始した『金曜官邸前抗議』は、284回目となる先週3月30日の抗議をもって6周年を迎え、いよいよ7年目に突入します。
『金曜官邸前抗議』は、2012年6月から7月にかけて、参加者が20万人に達し、8月には首相官邸にて当時の野田首相に面談するなど、参加者とともに大きな世論を喚起してきました。間もなく民主党政権が「2030年代原発ゼロ」を決定したことは、全国の運動や圧倒的脱原発世論が反映されたと言えるでしょう。またその後、様々なイシューで多くの団体が、官邸前での抗議を呼びかけるようになりました。私たちも毎週『金曜官邸前抗議』をすることにより、官邸前や国会前が抗議の公共の場として広く認識されるとともに維持できるよう、努力をしてまいりました。
2014年4月、安倍政権は「エネルギー基本計画」の改悪をして、原発推進政策に舵を切り、再稼働だけでなく、原発輸出も進めています。しかし、世界的には脱原発・再生エネルギーへの転換が主流になってきており、また、国内世論も圧倒的に脱原発を支持しています。それらに背を向け、原子力産業の既得権益者に忖度し、愚かな原発推進政策を続ける政権に対して、今後も更に「原発ゼロ・エネルギー政策の転換を!」と言い続けなければいけません。これからも毎週金曜に、大きく訴えていきましょう。
首都圏反原発連合(反原連)は2011年9月に発足し、今年の秋には7周年を迎えます。この間、2012年から13年頃の脱原発運動のピークが過ぎても、みなさんと一緒に粘り強く再稼働反対、原発ゼロを訴え続けてきました。6年に及ぶ月日は山あり谷ありでしたが、昨年は【ドネーション・プロジェクト2017】を呼びかけ、多くのかたから寄付をいただき、目標金額の1000万円を達成しました。あと1年半ほどの運営資金は確保できておりますが、さらにその後については、今年秋頃に反原連内で協議し、みなさまにお知らせしたいと思います。
本年3月7日に、原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連 会長:吉原 毅)が主催する第1回「脱原発大賞・自然エネルギー大賞」において、反原連は脱原発大賞部門で、審査員賞を受賞し、脱原発への取り組みを評価していただきました。
首都圏反原発連合は、今後も、原発ゼロが実現するまで、みなさんとご一緒に、官邸前、国会前に立ち続けます。強い意志を持ち、必ず、1日も早くエネルギー政策の転換を実現しましょう。
2018年4月2日
首都圏反原発連合 – Metropolitan Coalition Against Nukes –