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首都圏反原発連合:ステートメント【電力自由化について】
Posted on by 反原連 on 1月 16th, 2016 | 首都圏反原発連合:ステートメント【電力自由化について】 はコメントを受け付けていません
首都圏反原発連合:ステートメント 【電力自由化について】
原発の無い未来のために電力会社を選ぼう!
2016年4月から一般家庭向け電力が自由化されます。
1950年から続いてきた地域ごとの独占状態の電力販売が自由化されます。
1995年に電力卸売りが自由化され、1999年には大口の小売が自由化されました。ついに、2016年4月、一般家庭への販売も自由化されます。
消費者が電力会社を選べる時代になります。ぜひ、原発を持たない電力会社を選びましょう!
電力会社を変えるといっても、送電はこれまでと同じ会社が請け負うことになりますので、工事などは普通は不要です。供給が不安定になることもありません。本当は発電と送電を別の会社にしないと送電を受け持つ会社が有利になるのですが、今回の自由化では残念ながらそこまでは行われません。(発送電分離は2018年以降の予定です。)
発電が自由化されて、新規参入業者に原子力発電を選ぶ業者などいません。設備費や発電開始までに掛かる時間の長さを考えれば当然の帰結です。原子力発電は「掛かった費用はすべて販売価格に転嫁してよい」という「総括原価方式」と「地域独占」による無競争の業界であるからこそ続いてきた発電方式です。
競争を行うことで原子力に経済的優位性など無いことが白日の下にさらされるでしょう。
ただし、新規参入の会社がバックアップの契約を既存の電力会社とする場合もあります。スケールメリットにより、大きな電力会社ほど価格面では有利なこともあるかもしれません。また新電力の情報も最初は不十分であるかもしれません。
それでも、原発を持っている9つの電力会社(北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力)に力強く「NO」ということが今、大変重要です。この機会に是非、9つの電力会社以外の電力会社と契約しましょう。まずはいったん原発を持つ電力会社との契約を切り、徐々に出揃う新電力会社の情報を良く見て、最終的にはクリーンな新エネルギーを扱う会社に移行していきましょう!
現在、営業合戦が盛んに行われています。契約を選んだ理由、やめる理由、アンケートもとられると思われます。そのときに「原発の電気を使いたくないから」と意思表示することも大切です。
電力自由化を「原発にNO」という意思表示の機会にしましょう!
2016年2月28日 首都圏反原発連合 – Metropolitan Coalition Against Nukes –