首都圏反原発連合

0311★首相官邸前抗議　
福島第一原発事故から14年・エネルギー基本計画から「原発の最大限活用」を削除せよ
 
【日時】2025年3月11日（火）18:30〜20:00
【場所】首相官邸前
【主催】首都圏反原発連合　－Metropolitan Coalition Against Nukes－
 

 
東日本大震災により引き起こされた、東京電力・福島第一原発事故から14年が経ちました。震災で生命を失った皆さまに哀悼の誠を捧げ、被害にあった皆さまには心よりのお見舞いを申し上げます。14年という年月は長く、特に被害を受けた皆さまにとっては、辛い時間であったかと思います。しかしながら、この過酷事故も風化しつつあり、政府は原発事故がなかったかのように、今後、原発の活用を推進しようという計画を立てているのです。
 
本年度末には、四年に一度改定される「エネルギー基本計画」が策定されます（追記：結局「エネルギー基本計画」は2月18日に閣議決定された）。3.11原発事故以降、基本計画では「可能な限り原発への依存度を減らす」とされていたのが、経産省の原案においてはこの度「原発を最大限活用する」とされています。CO2削減をその論拠としていますが、そもそも「原発はクリーンエネルギーである」という設定自体が間違っています。CO2を出しにくいことは事実としても、放射能漏れがあった場合の環境や人体への害に鑑みると、安心して使えるクリーンなエネルギーではないことは一目瞭然です。
 
また、経産省の原案においては、廃炉した原子炉を建て替え可能とし、新設を事実上認めています。しかし、どう考えても、この計画は無謀でしかありません。核のゴミの最終処分地も決まらず、核燃料サイクルも実質的に破綻している中、「トイレのないマンション」である原発をこれ以上増やすことにより、核のゴミは更に増えることは目に見えており、国家がこのようなずさんで無計画なエネルギーの運営をすることは、国家の衰退をも招くのではないでしょうか？
 
何度も言いますが、核と人類は共存できません。また、発電の方法は今や多様化しており、原発に頼らないと決めさえすれば、より安心安全な様々な可能性がでてくるのです。
核のゴミの処分の難しさは多くの人の知るところであるにも関わらず、国としてこのようなエネルギーの計画を立てることに対し断固反対し、抗議します。
同じ思いの皆さまの、ひとりでも多くのご参集をお待ちしています！
 

 
【注意事項】
 
※反原発・脱原発というテーマと関係のない特定の政治的テーマに関する旗やのぼり、プラカード等はご遠慮ください。詳しくはこちら→

★首都圏反原発連合主催のデモ・抗議活動におけるのぼり・旗・プラカードのガイドライン

※参加者の方が抗議に集中できるようチラシ配布、カンパ集め、署名等、抗議時間内はご遠慮ください。
※この首相官邸前抗議は、あくまで非暴力直接行動として呼びかけられたものです。その趣旨を十分にご理解頂きご参加いただきますよう、宜しくお願い致します。
※その他、基本的に主催者の指示に従っていただきますようあらかじめご了承お願いたします。
※スピーチに関して以下のご協力をお願いいたします。
一人あたり 「2分以内」でお願いします。
反原発・脱原発テーマに関係のないテーマでのスピーチはご遠慮ください。
特定の団体のアピールにつながるスピーチはご遠慮ください。個人としてアピールをお願いします。主催者側の意向に沿わない内容であると判断した場合、中断をお願いすることもあります。あらかじめご了承ください。