【2013/02/28】官邸前


官邸前のデモの当日スタッフの方から、こんなレポートを頂いたので掲載します!
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毎週金曜官邸前には、お一人で来ている方が多いです。
今日も国会前エリアの向かい側に、かなりのお歳をめした(と思われる)おじいさんが、一人、折り畳みの傘だけを握って立っておられました。雨がポツ…ポツ…ときた時に目が合ったので「降ってきちゃいましたねぇ」と話しかけたら、にっこりと超いい笑顔で頷かれ「これがあるし」と傘を掲げ、着ていたコートを差して「これレインコート」と。ちょっと言葉が不自由な方でした。「何処からいらしたんですか?」と聞いたら「わたしは早稲田」。「ご苦労様です」と言うと「近いから」と、またまた超いい笑顔。自転車部隊が通ると、控えめに手を振っておられた姿が印象的でした。
国会前を通りすぎる時に、福島の保育園からのメッセージを読み上げているのが聞こえてきました。ちょうど耳に入って来たのが『網戸が外を覗こうとする子供達で何回も壊され…』…
いやもう~思わず涙出ちゃいましたよ。
想像してみて下さい、皆さん。外に自由に出られない遊び盛りの子供達が、保育園の中から窓際に集まって網戸に頭を押し付けて外を見ている状況を…。これだけで、もうこれだけで原発ダメでしょ。反対する十分な理由でしょう!
それから《双葉から遠く離れて》の自主映画を撮られた監督さんが来ていました。未だに埼玉県加須市の廃校になった高校には、百人以上の方が居て、三度の食事が弁当という生活をしている…と。日本は難民を作ってしまったんです!と…。
ラスト30分は国会議事堂前出口のところでチラシ配りをしましたが、7時過ぎから、ヤバいなヤバいな…と思ってた雨が、最後はバシャーッ!と…。久々のずぶ濡れでした(T^T)まあ、寒くなかっただけ良しとしよう。濡れりゃ冷えますけどね。
しかしながらラスト10分位の間、どんどん雨がひどくなっていくにも関わらず、じっと立ち続けている参加者の方々。なんかもう胸がいっぱいになりましたよ。
私が立っていた目の前に、カッパも着ない、傘もささず、雨に濡れたまま腕を組んで仁王立ちし、じっと黙って官邸の方を見つめて立っている男の子がいました。20時終了のアナウンスを聞いてもすぐには動かず、しばらくそのまま。…彼の心には何があるのでしょう。
もうすぐ三度目の3月11日…
そして、この官邸前抗議も一年を迎えようとしています。