****************************
2018/7/7【0707 反原発★国会前集会】
開始ツイート;https://twitter.com/MCANjp/status/1015507614145212417
【0707 #NoNukes #EnergyAutonomy 反原発★国会前集会】始まりました!大雨災害の被災地の皆様には見舞い申し上げます。安倍政権は、原発推進の「エネルギー計画」を閣議決定!しかし国民世論とほとんどの野党は圧倒的に脱原発です!大きな意思を発信していきましょう! #0707反原発国会前集会
終了ツイート;https://twitter.com/MCANjp/status/1015537800957968384
【0707 #NoNukes #EnergyAutonomy 反原発★国会前集会】終了!約1200人が参加しました。先日控訴審で人格権を尊重した樋口判決が覆され、大飯原発の運転が認められました。安倍政権は各地の原発を再稼働させようとしてますが、変わらず粛々と脱原発を訴えていきましょう! #0707反原発国会前集会
****************************
暑いですねぇ~!
今年はあっという間に梅雨が終わり、一気に夏になりました。
西日本では集中豪雨でたくさんの被害が起きてしまいました。被災地の皆様には心からお見舞い申し上げます。もうこれ以上、尊い命が奪われることがありませんように・・・。
先日の土曜日、7/7は国会前で反原発★国会前集会でした。
いつもの如く雨が心配だったのですが、ギリギリになって雨マークは消え、当日は、薄曇りの、割と涼しい一日となりました。
この日は七夕。国会前でも脱原発の願いを短冊に書いて飾ろうと、七夕飾りの笹が!
みなさん、いろいろな思いを短冊にしたためてます。
あ、初鹿議員も!
さて、『0707反原発★国会前集会』スタートです!
先ずは恒例となったオープニングライブ。今回は社会派演歌歌手の炎上寺ルイコさん!
そうです、イラストレーターの小塚類子さんです。以前から、炎上寺ルイ子の名で、あちこちのイベントで歌われている御姿を写真では拝見していたのですが、実際にお聴きするのは今回が初めて・・・。どんな感じなんだろう・・・ワクワクワクワク・・・・・・・
脱原発演歌を、めっちゃパワフルな声で国会前に轟かせる炎上寺ルイ子さん!
時にはクスッと笑える皮肉交じりの歌詞に、参加者の方々もスタッフも、みんな笑顔~!
ジメジメした空気を吹き飛ばすような元気な歌声でした!!
いやぁ~最高でした~~!!!
スピーチが始まりました。まずは、反原連のミサオ・レッドウルフより主催者挨拶です。
「原発とは直接関係のないことかもしれませんが…先日のオウムの死刑執行。安倍政権は、この時期になぜ7人の処刑という異常なことをしたのか。ワイドショーが一緒になって演出するということに寒気がしました。」
「安倍政権は原発のこと以外はどんどんやっていきます。しかし、このひずみは必ず元に戻ると思っています。自民党ではない新しい脱原発政権を作っていくということを、人権が重視されることを、一緒に作っていきましょう。」
続いて、政治家のスピーチが始まりました。最初に社会民主党より伊地智恭子・多摩市議会議員。
「町の議会はみなさんと1番近い場所にいます。わたしたち自治会の議員はみなさんと一緒にこの国を良くしていこうと思います。地元から変えていけます。小さくても無力ではありません。」
超党派議員連盟 原発ゼロの会からは、初鹿明博・衆議院議員。
「保守を名乗る人が原発推進をいう。郷土や国民を守るのが保守だ!国民の力で原発ゼロ法案を採決しよう!」
立憲民主党の山崎誠・衆議院議員。
「経済産業委員会では脱原発基本法案の審議がされないままズルズルと国会閉会まで引き伸ばさつつある。自公の議員が都合の悪いことを審議しないため。私達は次回の国会でも、何度でも提出する。皆さん、一緒に闘って安倍政権を倒しましょう」
自由党より野沢哲夫・東京都第一区総支部長。
「原発再稼働の動きは止めなくてはいけません。なぜこの時代に核兵器を持つことが必要なのか。原発を輸出することをなぜ国が保証をしたのか。皆さんと一緒になんとしても脱原発を叶えたいと思います。」
日本共産党から吉良よし子・参議院議員。
「定期検査中を含めて現在運転中の原発は9機ある一方で、廃炉が決定した原発は18機ある。全国で原発反対の声を上げて来た人たちが政治を動かしてきたということだと思います。今すぐ全ての原発を廃炉にするのが政権の仕事です」
そして、いつものように全員壇上に!
恒例となった「野党は共闘!」のコールが沸き起こりました~。
夏の夕刻、徐々に人が集まってきています。
みなさん、蒸し暑い中での抗議なので、恒例となったこんな配慮も。
肉球新党のプラカ発見!
可愛いなぁ~~~
こちら、思いを込めた手書きのプラカード。
『原発は凶器』ホントですよね!
内輪で仰ぎながら、脱原発!
ステージではスピーチが続きます。
環境デザイナーで、元東北芸術工科大学大学院准教授の廣瀬俊介さん。
「原発が来ると地域に格差の問題が生じる。循環型経済の中に人間を置き直すことを、地域の中で対立を招かないように考えていくべきだと思う」
原子力資料情報室よりケイト・ストロネルさん。
「日本のプルトニウムを減少しましょうという方針は、嬉しいニュースが少ない中、たまには市民の声が届くことが嬉しかった。」「エネルギー基本計画にプルトニウム削減が書かれている。これは市民の勝利です。日本のMOXで燃やす計画にはリアリティがない。今後も政府にプレッシャーをかけていきたい」
前湖西市長で、脱原発をめざす首長会議・世話人の三上元さん。
「私は市長会で初めて脱原発を言いだしました。今日は原自連の小泉純一郎さんの代わりに私が来ました。フィンランドは数機の原発のためにオンカロの最終処分場を作っているが、日本には50機以上。どうするのか」
登壇者のスピーチをツイートするスタッフさん、真剣な表情。。。
抗議の様子を写真に撮るスタッフさん。妨害者対応で見まわってくれるスタッフさん。その他、たくさんの人達に支えられている抗議です。
ここでコールです!
「すべての原発、再稼働反対!すべての原発、いますぐ廃炉!」「再処理反対!MOX燃料世界にいらない!」「安倍晋三は原発やめろ!」
届け!みんなのこの声!!
あ、飛行機雲・・・
夕空にスーッと伸びた飛行機雲は、ここにいるみんなの真っ直ぐな思いを天に運んでいくかのよう・・・
コールの後は、ライターで、チームゼロネット(WAN)の山秋真さんのスピーチです。
「祝島では、安心して暮らせる日は来ていません。原子力はエネルギーの問題ではなく、軍事の問題だと薄々気づいていませんか?諦めずに抗うコツは自分の口で喋って動くことです」「祝い島の漁師さんから「海を守らんと」と言われました。上ヶ関と大間の新設計画が残っています。再稼働はムチャ!新設はムリ!祝い島に諦めず抗うことを学び日本、世界の原発にさよならを告げよう!」
続いて、元経産官僚で、改革はするが戦争はしない「フォーラム4」代表の古賀茂明さん。
「原発はなかなか無くなりませんね。でも、もう流れは決まってます。例えば先日規制委員会の審査を通った東海第二原発ですが、あの場所で一体どうやって避難計画作るんですか?」「それからとうとうアメリカからプルトニウム減らせと言われました。日本は減らすと言ってますが、一体どうやって?それから原発は高いということが世界的に明らかになってきた。もう政権を変えなくてはいけない。そのためには周りの人に優しく訴えて下さい」
精神科医の香山リカさんです。
「世界は非核化に向け新しい出来事が起きている。変わらないのは安倍政権だけ。災害が起きてしまった時にそこに住む方々を心配するのと同時にその近くの原発のことまでも心配をしなくてはいけない。これは人間らしくない。」「私たちの心が折れないように、たいへんなときはしっかり休みおいしいものを食べ、くじけそうになったら世界に目を向けましょう。世界は非核化に向け動き出していて、わたしたちを応援してくれます。」
うんうん、ホントにそうですね。。。
ここで、反原連ミサオ・レッドウルフから、『これで原発はとまる!キャンペーン』の報告です。「エネルギー基本計画についてのキャンペーン、他団体の5万の署名と合せて提出し、パブリックコメントにも反映されました。それを東京新聞が報道してくれました」
あ、列の中に、紫陽花の美しいプラカをさりげなく持って立つ海外からの方が・・・。
綺麗だなぁ~~~
デモの様子が描かれた可愛らしい藍染の風呂敷をひろげてる方もいます。
日が暮れてきました。スピーチは続きます。
編集者でライターの吉村栄一さん。
「福井に住んでいた小学生の時、社会科見学に原発に行き、誇らしく思っていました。しかし高校のころ海水浴場で写真を撮ったら、警備員に美浜原発の写真を取るなと怒られました。そこで疑問や違和感がうまれました。」
ラストは、作家の中沢けいさんです。
「農民文学という雑誌に、福島のリンゴ農家の方の詩が載っています。「畑が死んでしまう」という詩です。除染のために表土3cmを剥ぎ取られるということは、先祖伝来の畑をダメにされるということだと書かれています」
薄暗くなった国会前。
最後は、国会に向かってみんなでコール!
「私たちの未来に原発はいらない!」
0707反原発★国会前集会、無事、終了しました。
私達の未来が『明るい』ものでありますよう・・・
これからも、
自分に出来ることを、
自分なりに、
細く長く美しく、
やり続けていこう・・・
この短冊のように。
そう思った七夕の夕刻でした。
皆さま、お疲れ様でしたー!
<ブログ担当E>