【2014/5/16】東京・官邸前・102回目


102回目です!5月も毎週金曜日開催。
次回は5月23日(金)です!
http://coalitionagainstnukes.jp/?p=4142
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さらに6月1日(日)は、官邸・国会前☆大抗議もあります。
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以下は、スタッフの方からの第102回目のレポート。
行ってみようかな?と思った方はどうぞお気軽に、5分でもいいのでのぞいてみてください!
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先週101回目の抗議は、残業大遅刻でレポートできず、今日もまたまた大遅刻っ!!あ~、もう~っ。
グミ坂エリアのスタッフを頼まれていたので、焦る焦る!日比谷線から千代田線に乗り換え、『国会議事堂前駅』を目指します。駅に着いて電車から飛び出し、ホームを抜けていくと…あり?この階段を登るんだよ…な…?駅構内は改装工事中。確かこっちだよな~と、カンに頼ってガシガシ階段を登り通路に出ると…
え、ここはどこ?私は誰??
うおーい!マジかよ、ここで迷うか私?わーん!!(泣)
人間、急いでる時に限ってコレですよね。みなさん、焦ってはいけません。落ち着いて落ち着いて…
ぐるぐる回って、やっとこ出口の標識を見つけました!うえ~良かった~。つーか、早く行かないと!7時過ぎてるよー!
出口階段に向かって行くと、聴こえてきました!みんなのコール!今日も、地下鉄構内に響き渡っています。何となくホッとし、ちょっとニヤッとしながら急げ急げと駅の階段を駆け上がるように登って行くと(※5段目あたりで力尽きました)、二人の小さな子供を連れたママが、荷物を抱え子供たちの手を引きながら階段を登っています。小さな女の子が聞こえてくるコールに「なーにー?あの声ー?」。ママは優しく「原発やめましょうってみんなで言ってるのよ」。男の子の方が後ろを振り返り、私と目があうとニッと笑顔。私も負けじとニッ!
階段を上がり、やっとグミ坂に到着しました。外に出たとたん、みんなのコールが風に乗ってグワ~ッと押し寄せてきます!何か今日、勢いスゴくないか??コールの声が激しく響いています。何となく、人数もいつもより多い気が…。
時間は7時15分を過ぎています。怒涛の様なコールが沸き起こるグミ坂を下り、4番出口まで行くと、スタッフのKさんが誘導棒を持って立っていました。「遅くなってスミマセン!」と駆け寄り、カンパ袋とリーフレットの束を受け取ると、「今日はこのままここでフライヤー折ってリーフレットに挟む作業するわ~」とKさん。
どーでもいい話ですが…Kさんは先週から地下足袋で官邸前に来ています…。『じかたび』ですよ、みなさん。そうです、爪先が二つになってる黒いアレです。意味はないそうです。先週なんか、地下足袋の写真撮られてましたよ。いや、足だけ撮られてたんですよ。「これ、動きやすくてチョーいいのよー」と、誇らしげに言ってました。(忍者かよ…)
地下足袋Kさんは、私の隣で地べたにしゃがみ込み、フライヤーを折ってはリーフレットに挟む作業を始めました。
「今日、なんか盛り上がってませんか?」
「うん、人も多いし勢いあるんだよね」
「やっぱり…」
「もう、怒り心頭なんだよ、みんなー」
私の斜め前のおじさんは、むちゃくちゃ大声で、叫ぶようにコールしています。
そんなみんなの怒りが形になったかの様に、今日のグミ坂はスゴい強風!だいたい、ここはいつも風が強いけど、今日はまた格別に強い風が吹き荒れています。と、突風の様にブォーッと、もう立っているのもキツいようなスゴいのが吹いてきました!
思わず「わーっ!」と叫ぶと、隣で同時に「キャーッ!!」という雄叫びが…。
見ると、地下足袋Kさんの折っていたフライヤーやらリーフレットやらが風に巻き上げられ、車道に飛ばされているじゃありませんか!
うわーっと言いながら飛ばされてくフライヤーをへっぴり腰で追う地下足袋…。(じかたびじかたびうるさくてすみません)
すると…
警備に立っていた警官が走って駆け寄り、じかたびさんを「危ないから」と手で制すと、風で飛ばされるフライヤーを走って追っかけ、車道の真ん中で拾いはじめてくれたのです。追っかけるフライヤーは 更に風に巻き上げられ、飛ばされて行きます。時々、車も走って来ます。警官は車に注意しながら車道を走り回り、1枚残らず拾い集め…持ってきてくれました。
「すみません、ありがとうございます…」と言う私達に、その人は笑顔で黙ってフライヤーを手渡し、何事もなかった様に元の警備の位置に戻りました。
官邸に向けての抗議のスピーチが始まりました。みんな、怒ってます。怒りで声が震えています。「原発はいらないのです!!」のスピーチの声に「そうだ!いらねえぇぇぇ!!!」とグミ坂に並ぶ人たちが叫びます。
小綺麗な格好をしたOLさんぽい女の子が、微笑みを浮かべつつ、真剣な表情でプラカードを胸に掲げながら歩いてきました。そして、そのまま地下鉄乗り場へと降りていきました。
と、また凄い強風がっ…!
「うわっ、またきたーっ!もう、何なのこれーっ!」と、なびくカンパ袋を押さえながら、はっ!またフライヤーが飛ばされる!と、隣を見ると…
じかたびさんが行き倒れてました
いや、正解に言うとですね、飛ばされない様にフライヤーの上に体ごと覆いかぶさってるって話なんですがね。どう見ても行き倒れてるようにしか見えないというか……
思わず、ブホッと吹き出し、ゲラゲラ笑うわたし(←酷い)
「わはは!行き倒れてるみたい!ギャハハハ!」
「も~、何なの今日の風!絶対、アベの呪いだよ~!」
それからは強風が吹くたび、じかたびさんは行き倒れ、私はゲラゲラ笑ってました…。
7時45分になりました。
最終コールに合わせて、うんうんと頷きながら、お洒落なご婦人が一人で歩いてきます。時折、片手で軽く拳もあげています。
目の前の中年のご夫婦は、どうやら初めて来た様子。じかたびさんから貰ったリーフレットを物凄く真剣に読んでいます。そして読み終わると二人で何か話し、再びじかたびさんの所へ近づいて来ると「あの、これって…もう少し頂けますか?ちょっと色んな人に配りたいので…」と言い、何部か束を受け取ると、大切そうにカバンの中にしまいました。
それとは反対側の塀の隅にずっと立っていた背広姿の男性は、突然、意を決したかの様な勢いで近づいて来ると、照れくさそうにカンパ袋にお金を入れて下さり、また、さっさと元の位置に戻っていかれました。
終了5分前です。
地下鉄出口から、腕時計を見ながら女の子が駆け上がってきました。女の子はサッとすぐ近くの抗議の列に加わると、最後のコールに声をあげ始めました。
抗議終了の頃には風も落ち着き、じかたびさんも行き倒れることなく…抗議は終了しました。
フライヤーやらカンパやらでバタバタしていると、あの、一人で丸い太鼓の様なモノを叩きながらお経を唱えてるお婆さんがグミ坂を上がって来ました。私達がワイワイやっている近くで止まると、目の前に見える国会議事堂の建物に向かって三回ほど頭を下げながらいつものお経の様なモノを唱えると、一礼をして静かに地下鉄乗り場へと降りていきました。いつもそうして帰られていたんだなあ…と思ってから、あっ!と気が付きました。あの、お婆さんがいつも立っている場所…。人気のない窪地。あの場所から国会議事堂の建物が良く見えるわ。そうか、国会に向かって鳴らしていたんだ…そうなんだ…。今さらですが(遅い!)、ハッとさせられました。
参加者の方々もほとんど帰られて、私達は荷物を担いで正面ブースに向かいました。いつもの様にみんなで機材などの後片付けをしていると、カバンを持ったガタイのいい背広姿の男性が急ぎ足で近づいて来て、近くにいたスタッフさんに「すいません、終わっちゃったんですか…?」と聞いてきました。
スタッフさんが「あ、はい!」と答えると
「いつも抗議って何時までやってるんですか?」
「18時から20時までなんですよ~」
「ああ~そっかあ…いや、仕事が遅くなっちゃって、抜けられなかったんですよ!……くっそぅー…。」
急いで駆けつけたのでしょう、軽く息が切れています。男性は頭をかきながら、酷くガッカリした苦笑いを浮かべ、本当に悔しそうな顔で帰って行きました。そこにいたスタッフさん達が「お疲れ様でした!ありがとうございました…」と、その人の背中に向かって、労うように声をかけました。
『すべての日が、それぞれの贈り物を持っている。(マルティアリス)』
いつも金曜日には、目には見えないたくさんの贈り物をもらってる様な気がします。
ありがとう。
また来週~!
(じかたび買うかな…)
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